こんは、あきのおばあちゃんが作ったキツネのぬいぐるみ。
あきが成長するにつれ、こんは古びて、腕がほころびてしまいました。
あきはこんを治してもらうため、こんと一緒におばあちゃんの家に向かいます。
あきは、電車でこんとはぐれたり、犬に連れさられたこんを探したりと、大変な目にあいます。
こんとあきは無事におばあちゃんの家につくことができるのでしょうか?
お互いがかけがえのない存在であるこんとあきの冒険の物語。
(福音館書店公式HPより)
1989年に福音館書店より刊行され、30年以上読み継がれている名作『こんとあき』のエスキース展を開催いたします。
エスキース(esquisse 仏)とは、フランス語でスケッチや下絵のこと。
作品の構図を固めるために描いたものを指すことが多いそうです。
是非、完成した絵本のページと見比べてみてください。
細部にまで込められた作者の熱意を垣間見ることができ、より1ページ1ページの愛しさが増します。
この絵本を「なつかしい」と感じるひとも、まだ読んだことのない「はじめまして」のひとも、林明子さんがたどった『こんとあき』の軌跡をお楽しみください。
林明子さん著作のさまざまな絵本や、ぬいぐるみやマグカップなどのグッズ販売もございます。
林明子『こんとあき』エスキース展
2022年5月14日(土)-6月14日(火)
場所:長崎書店内ギャラリー
時間:11時~19時 ※最終日のみ18:00まで
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